7つの習慣実践会の様子を知っていただくとともに開催した際の気づきなどを残すために記事を書きます。
参加者のプライバシー保護のため、参加人数や日程等は省略させていただいてます。
===================================================
2023年5月に7つの習慣実践会 第5回 第3の習慣 最優先事項を優先する を開催しました。
まず、参加者からの
『前回から今回までの7つの習慣実践体験談』の参加者シェアをご紹介したいと思います。
ある経営者の参加者なのですが、スタッフの言葉に反応してしまって
カチンと来てしまった際に、「主体的になって、解釈を変える」を実践できたとのことでした。
これまでの自分だったら、反応的に叱っていたと思うが
7つの習慣を学ぶようになってから自分の反応を選べる、と言った喜びの声をいただきました。
まさに「刺激と反応の間にはスペースがある」ですね!
さて、今回は 第3の習慣 優先事項を優先する です。
7つの習慣の書籍の中で、第1の習慣から第3の習慣までをコンピューターのたとえ話をしています。
第1の習慣 あなたがプログラマーである(主体的である)
第2の習慣 あなたがプログラムを書く(終わりを思い描くことから始める)
第3の習慣 あなたがプログラムを実行する(最優先事項を優先する)
このたとえ話は、AIエンジニアをしている私としてはとても今日的だと感じてます。
ChatGPTが2022年の後半から世界的に話題ですが、その技術的な大きな部分として
【アテンション機構】というものがあります。この技術が発明され、応用されたことで
AIは大きな発展をすることが出来ました。
【アテンション機構】とは、ざっくり言うとどこに注意を払ってそれ以外のものより重視する、ということですが
その仕組を入れることで、これまで出来なかったことを出来るようになり、たとえば翻訳精度が上がったり
人間によるチャットのような会話文の解釈する精度が上がりました。
つまり、人間の知的作業においてこのアテンション機構に当たるものが
【知能】や【知性】において大きな役割を果たしていると考えられます。
第3の習慣の 優先事項を優先する(優先度をつける)というのはまさにアテンション機構だと
個人的に強く感じてます。
自分のミッションに従って、日々の行動に適切な優先度をつけ、そのとおりに実行できるようになっていきたいと
改めて感じました。
とはいえ、日々の実践において長期的な目的を優先するのはなかなか難しいです。
実際、この習慣は、7つある習慣の中でも最も問い合わせが多いとのこと。
そこで著者のコヴィー博士も『7つの習慣 最優先事項』という本まで執筆しています。
事例も多く、わかり易い内容です。
余力のある方は参考にすると良いと思います。