[7つの習慣実践会] 第11回 第7の習慣 刃を研ぐ

7つの習慣実践会の様子を知っていただくとともに開催した際の気づきなどを残すために記事を書きます。
参加者のプライバシー保護のため、参加人数や日程等は省略させていただいてます。
===================================================

2021年9月に第11回 第7の習慣 刃を研ぐ を開催しました。

第7の習慣の冒頭で、木こりの話が引用されてます。

長時間、木を切っている男に「少し休んでノコギリの刃を研いだら?」と提案するも
「切るのに忙しくて、刃を研ぐ時間はない」と断られるエピソードだ。

こういった不効率な場面はよく起こることだし、
エンジニア・プログラマーとして仕組みによる効率化を仕事としている自分からすると
思考停止した文化の中にもあるのでは?と感じています。

例えば、うなぎの蒲焼では
「串打ち三年、割き八年、焼き一生」という言葉があります。

昔気質の親方がいい出した言葉だと思いますし、
言った時点では弟子となる料理人にとって意味のある言葉だったとは思います。

でも、後続の料理人がそのシステムに乗っかったまま思考停止し
効率化しようとしないのは怠惰に思えて仕方がありません。

時短料理研究家と料理人との論争などを見ると特にそう感じます。

料理は、そのプロセスから受けるストーリーや本人の価値観によっても
美味しさは変わるとは思います。

ただ、個人的には、商品として販売されている食品での
”手作り◯◯”というのは

”個体差が大きく均質化されていない”
”生産プロセスが最適化されてなくコスト高になっている”

という印象であまり良い印象を持ってません。

実践会で印象的だったことが、
人生のさまざまな場面で「刃を研ぐ」自分なりの工夫をしていることでした。

ある参加者は「肉体的側面」の刃を研ぐ例として、普段のジョギングだけでなく
定期的にマラソン大会に参加しているとのことでした。

また別の参加者は「知的側面」の刃を研ぐ例として、定期的にTOEICを受験しているとのこと。

参加者のシェアに私もとても刺激を受けました。